職業としての芸妓 給与や待遇などについて説明します

芸妓は個人事業主です

芸妓は個人事業主です。芸妓の給与は玉代(ぎょくだい)と呼ばれます。玉代は税込みで(源泉徴収されずに)、毎月1回芸妓置屋から芸妓に支払われます(ご相談いただけば月2回に分けてお支払いすることも可能です)。従って、芸妓は毎年各自で確定申告を行わなければなりません。支度に必要な費用(美容院代や化粧品代、お稽古代など)は経費として認められます。

芸妓のお給料について

芸妓には固定給はありません。お座敷に出た時間に応じて時給制で玉代が支払われます。時給は1時間2,500円以上です。お座敷は毎日ありますので、真面目にお勤めすればかなり良い収入になります。お客様からのご祝儀などもありますので、お客様に可愛がられる芸妓になれば更に高給が望めます。本人のやる気次第です。

芸妓のお稽古について

芸妓の仕事は支度やお座敷だけではありません。芸を磨くためにはお稽古が必要です。お稽古には、鳴物(太鼓、小鼓、大鼓など)、舞踏、笛、常磐津、清元、長唄などの科目があります。お稽古は見番(組合)が主催しており、お稽古に参加する芸妓には組合からお稽古代の補助が出ているため、お稽古代は1ヶ月1万円で習うことができます。お稽古は1ヶ月1科目あたり5回程度、平日の日中に1時間ぐらいです。

芸妓の支度について

お座敷に間に合うように、夕方の4時ぐらいまでに美容院に行って髪を結い、お化粧して置屋で着物を着てお座敷に出る仕度をします。お稽古のあるときは、少し早めに美容院に行っているようです。

アルバイト芸妓「かもめ」

アルバイトの芸妓はかもめと呼ばれます。かもめさんの場合は、毎月組合費3,000円が天引きされます。