榮家について 榮家について紹介します

向島・芸妓置屋「榮家」は、向島墨堤組合に加入する芸妓置屋です。気さくなお母さん(社長のことを芸妓の世界ではこう呼びます)とアットホームな雰囲気が特長で、初めて芸妓の世界に足を踏み入れる方でも不安なくお勤めしていただけることと思います。

先輩芸妓から一言

「私がこの仕事についたきっかけというのは本当に何気ないことで、生活の足しになればという容易な考えでした。仕事をしてみれば、右も左も分からなくて初めてのことばかりだったけど、先輩方はていねいに教えてくれるし、優しいし、礼儀作法や着物の着付けだって身に付けられたし、でも本当に勉強になることがたくさんあって、自分の世界が広がりました。毎日が充実してて楽しいです。興味のある方、迷っている方、とりあえず話を聞くだけでもいいと思います。みんなで楽しく仕事しましょう。」(久美子、芸妓歴3年)

「私は昼間大学に通いながら週3-4日働いています。はじめは着物も全く着れないし、お仕事についても何もわからなくて心配ばかりでした。でも、先輩のお姐さん方が何でも親切に教えてくださり、安心できる環境で楽しくお仕事ができています。学校が忙しいときは女将さんや榮家のお母さんに相談して、学業に支障がでないように調整してもらっています。」(かもめ、アルバイト芸妓歴1年半)




向島花街について

向島花街は、浅草駅から隅田川の桜並木に沿って少し北へ向かって桜橋を渡った近辺に位置しています。水戸街道と隅田川の堤に囲まれた一角に点在する約20軒の料亭がいかにも花街という街並みを形成し、昔から多くの粋人墨客に愛されています。伝統ある桃源郷として浮世絵にも描かれたり、多くの小説や芝居の舞台になっています。もともとは八代将軍吉宗の意向で、この土地を一大行楽地にする狙いで桜が植えられたのが向島花街の発祥と言われていますが、墨堤十里と呼ばれて桜花の名勝地として知られた由緒ある名園等も、今は昔の或る一部をとどめるのみとなりました。向島花街は、春は花見宴、夏は夕涼みの屋形船、隅田川花火と共に、若い芸妓の多いことでも知られています。日本固有の文化である芸能の継承のため、料亭組合を中心に努力を重ねることで、今なお伝統ある花街としての地位を保持しています。